Archive for the ‘ウコンの基礎知識’ Category

ウコン

ウコンの花ウコン(鬱金)の英語名はターメリック。どこかで聞いたことのある名前だとお思いですか?
そう、カレーの原料になっている植物の名前なのです。
ウコンはショウガ科クルクマ属の多年生草木で、毎年生育します。茎のつけ根にある楕円形の根茎が、古代から染料、調味料、薬剤に用いられてきました。
あの、幻の女帝「卑弥呼」さんの時代から知られていた…そうです。もっともカレーとしての食材ではなくて、中国への献上品としてウコンが用いられたという話ですけれど。
あと、魏志倭人伝にもウコンは顔を出しているそうです。そこでは、布を染め上げる染料としてウコンを利用しているようです。ちなみに、ウコンは黄色を担当していた模様。緑はウコンの黄色と藍染めの藍を掛け合わせたのではないかと想像されているようです。
このウコン、根茎には独特の味と匂いがあり、外観は茶色で、内側は明るいオレンジ色をしています。
葉は楕円形で先がとがっていて、見た目はカンナかバショウのようです。草丈は1~1.5メートルほどで、まっすぐ上に伸びます。花は花茎の先に交互に開き、観葉植物としても人気があります。果実はほとんど実りません。
ウコンの原産地は、インドを中心とする熱帯アジアではないかと考えられています。インドでは現在のインド人の祖先にあたるアーリア系の民族が定住し始めたころから栽培されていたといわれていますから、紀元前1500~2500年位前のことになります。古代インドの人々は、ウコンの根茎が黄色の染料、調味料、薬剤として役立つことを知っていたのでしょう。
ウコンの根茎 ウコンの仲間は50種以上あり、アジアのほかではアフリカ・中南米の熱帯から亜熱帯にかけて自生しています。現在、アジアの熱帯・亜熱帯地域のほぼ全域でウコンが栽培されていますが、規模が大きいのは、インド、インドネシア、中国南部です。わが国では、主に沖縄本島、石垣島、屋久島、種子島、鹿児島地方などでウコンが栽培されています。

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